精神世界な人、サプリメントな人

2002/05/21
 今日は出だしから脱線注意報です。(^_^;σ
 ちょっとディープかもしれませんが、独自路線を突っ走ります。


こんなことを考えました

なんでもサプリメントで解決できそうだなァ。
ふとそんなことを考えている自分がいます。

サプリメントや栄養学のことを知れば知るほどある偏った考え方が支配的になってきます。

すべての問題を栄養学的見地のみから眺め、その原因を「栄養不足」と特定し、その解決策として「サプリメント」を導き出す。
こうした考え方がごく自然にできるようになるのです。
というか、それ以外考えつかないのです。
場合によってはそれ以外の考えを排除しようとすらするのです。

たとえばこんなケースを想定してみます。

あるお母さんが子供との関係に悩んでいました。
子供はむずかしい年頃です。
「思春期だから」、「反抗期だから」、という理由が考えられますが、深刻に悩むお母さんにとっては慰めにもなりません。
自分の中ではどうしてもそれだけが原因とは思えないのです。もっと深い「何か」があるような気がしてなりません。

そこでお母さんは二人の知り合いに相談しました。


精神世界な人とサプリメントな人

知り合いのAさんはお母さんの悩みに対し、こう助言しました。
「あなた、それは前世からの因縁ね。(断定!)
前世でその子にひどいことをしたのかもしれないわ。
それはあなたのカルマなのよ。でも大丈夫。神さまに祈りなさい。そして感謝するのよ。『わたしと○○(子供の名前)は深い愛で結ばれています、ありがとう』って。今週の木曜日にお祈りの会があるから一度来てみるといいわ」

お母さんは内心「どうして私の前世がわかるのかしら」と思いながらも礼を言って別れました。

次に知り合いのBさんのところに相談しに行きました。
するとBさんはこんなことを言ってきました。
完全に栄養不足が原因ね。(断言!)
ホラ、最近のキレる子供っているでしょ? ああいう子たちの栄養状態を調べるとね、必ずと言っていいほど極端な栄養不足なの。
いつも落ち着かない、イライラしている、我慢できない、そういう感じじゃなかった? 私ね、とってもいいサプリメント知ってるの。試してみなさいよ。きっと解決すると思うわ」

お母さんは暗に自分の家ではろくなもの食べさせてないかのような言われようにカチンと来ましたが、ここで怒ったら「ホラ、栄養不足! だから怒りっぽいのよ」なんて言われそうな気がしたのでここはひとまず抑えました。

この場合Aさんは精神世界な人で、あらゆることは「前世からの因縁」で片づけようとします。
またBさんはサプリメントな人で、すべてを「栄養不足」に原因を求めようとします。


その他の原因

もちろんこれ以外にもいろいろと原因は考えられます。

方位が悪かったわね〜、今月は東南が凶方位だったのよ」(方位な人)
「たしか獅子座のラッキーカラーはピンク。ラッキーアイテムは砂時計だったはずよ。ダメじゃな〜い、ちゃんと持ってなくっちゃ」(星占いな人)
「手を見せて。やっぱり! 親子の縁が薄い相が出てるわよ」(手相な人)
「問題ない問題ない、一休み一休み♪」(一休さんな人)

 (^_^;σ:なんかそっち系の知り合いばっかりですが、、、


お母さんのその後

さて、木曜日のお祈りの会へ足を運んでしまったお母さんは終了後AさんにBさんにも相談したことを話しました。するとAさんはこう言いました。
「サプリメント? そんなわけのわからないものに頼ろうとしちゃダメよ。
Bさんは自分のサプリメントを売りつけたいだけなのよ。きっとそうよ。それより毎日お祈りしなさい。きっと神さまは助けてくれるわ。それから毎月の会費のことなんだけど、入会金としてまず、、、」

お母さんはすでに自分がこれからずっとお祈りの会に参加することになっているらしいことに気づき、とっさに急用を思い出してその場を後にしました。

お母さんはそのことをBさんに報告しました。するとBさんはこう言いました。
「Aさんはあなたを入会させたいのね。そうしたら自分の地位が上がるから。
それよりこの間渡したサプリメント、どうだった? すごい効き目だったでしょ? 世界一のサプリメントなのよ。それが月々たったの、、、」

サンプルとしてもらったサプリメントでしたが、そのことをすっかり忘れていたお母さんは「まだ試してない」とは言い出せませんでした。


エイジはこう思う

この場合、AさんもBさんもけっして悪い人ではありませんが自分の信じていることが唯一絶対であると考え、それを相手に強要し、それ以外の考えを排除しようとする傾向が見られます。
お母さんは「いやァ〜」な感じがしたと思います。

ま、それはそれとして。
ここで重要なのはお母さんと子供のと関係を解決することです。
原因は「前世からの因縁」によるものなのか「栄養不足」によるものなのか、それともそれ以外にあるのか、あるいは複合的な要因が絡まっているのか、わかりませんが、とりあえずそのままの生活を続けていては変わらないままなので、エイジがお母さんの立場だったらまずアドバイス通り神さまに祈ったりサプリメントを試してみたりします。(わりと本気で)

どちらも自分にとって未知の体験だからこそ、効果は期待できます。
それに一人の人間が他人にそれを強要するほどですから、その背景には信仰を超えた実績(体験)があったと推測することができます。


要は問題を解決しうる手段に対して可能な限りオープンな心でアプローチしていく、という姿勢です。


そのためにも問題が何であるか、見極める必要があります。
子供との関係に悩んでいるというお母さん。
もしかしたら物事を深刻に受け止めてしまうお母さん自身の性質に問題があるのかもしれません。

「お子さんとの関係がうまくいってないということですが、、、」
「そうなんです。いつもはお弁当残さず食べるのに、この間は半分以上も残してきたんですよ! 今までそんなこと一度もなかったんです」
「お腹が減ってなかったんじゃ、、、(^_^;σ」
「やっぱり『前世からの因縁』のせいかしら?」
「そこまでディープな問題じゃないと思うんですけど、、、(^_^;σ」


 〜まとめ〜

  1、まずは問題を見極めよう!
  2、次に積極的にアプローチ!
  3、あとは実践あるのみ!


おまけ

エイジはサプリメントについてどう思ってるのか?
ちょろっと書きます。

エイジはサプリメント、愛用してますが、万人が愛用する必要はないと考えてます。(愛用者の中にはすべての人に絶対必要と血眼になって力説する人もいますが)

※2002/11/6現在、「すべての現代人にとってサプリメントは必需品である」という認識に変わっています。

自分で必要だな(需要)、と思った人が自分の出せる範囲(予算)で、もっとも適切と思われるサプリメントを利用して、快適な生活が送れたらハッピーだろうな、と思ってます。(ちなみにエイジはそのお手伝いができたらいいなと思いHPを立ち上げ、メルマガを創刊しました)

サプリメントというのは栄養を補助するための食品です。言ってみれば脇役なわけです。
サプリメントの愛用者の中には毎日の食事はそっちのけで山のようなサプリメントを胃袋に流し込んでいる人たちもいるようですが(TVで見たことあります)、同じ愛用者の立場から眺めても「奇異」に見えます。
理想を言えばサプリメント(栄養補助食品)なんか摂らなくてもヘルシー&ビューティーでいられるのが一番いいわけです。

太香子先生の栄養学講演集にも載ってますが、パキスタンのフンザというところではサプリメントなんかなくても平気です。ヒマラヤの雪解け水(ミネラルたっぷり)を飲んだり、農作物に利用しているのでひじょうに栄養価の高い食事ができます。

そこでは70歳くらいで出産。
寿命は130歳〜150歳くらい
だそうです。

嘘みたいな話ですが、栄養さえ豊かだったら人間はそのくらい生きるようにできているということでしょう。

フンザの例はあまりにも極端ですが、やはり普段の食事に気をつかって、それでも不足しがちな栄養素をサプリメントで補う、というのがサプリメント愛用者の基本的なスタンスだと思います。

サプリメントを利用するにしてもしないにしても栄養学については知っておいたほうがいいと思います。まだの方はこの機会にぜひ!



この本 >>> サプリメント・マニュアル


                          おしまい


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